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新聞折込とポスティング、どちらを選ぶ?業種別の向き・不向きと使い分け

新聞折込とポスティング、どちらを選ぶ?業種別の向き・不向きと使い分け

公開日 (更新 )|反響堂 代表デザイナー(歴22年)

チラシを配る方法として代表的なのが、新聞折込とポスティングです。「どちらのほうが反響があるのか」「うちの業種にはどちらが合うのか」と迷う方は少なくありません。この記事では、2つの方法の仕組みと特徴を比べたうえで、業種別の向き・不向き、併用するときの使い分け、配布方法に合わせたデザインの注意点まで、判断に役立つ情報を整理しました。

結論:「誰に届けたいか」で選ぶのが基本

新聞折込とポスティングは、どちらが優れているというものではありません。届く相手が違うため、「誰に読んでほしいか」で選ぶのが基本です。

新聞折込は、新聞を購読している世帯に届きます。近年は新聞の購読世帯が減っており、読者は高齢層が中心になる傾向があります。そのため、シニア世代やその家族に届けたい商品・サービスとは相性がよい方法です。

一方、ポスティングは新聞を取っているかどうかに関係なく、郵便受けに直接届けます。若い世代や子育て世帯など、新聞を読まない人にも届けられるのが強みです。配るエリアや建物の種類を細かく選べるのも特徴です。

この記事の要点

  • 新聞折込は購読世帯に届き、高齢層が中心になる傾向がある
  • ポスティングは新聞の有無に関係なく届き、エリアや建物を絞りやすい
  • 配布日をそろえたいなら新聞折込、狙いを絞りたいならポスティングが向く
  • 業種やターゲットによっては併用すると届く範囲が広がる
  • 配布方法に合わせて、サイズや紙面の見せ方も変える

新聞折込の仕組みと特徴

新聞折込は、新聞販売店を通じて、新聞にチラシをはさんで各家庭に届ける方法です。広告代理店や折込会社に依頼し、配りたい地域の販売店ごとに部数を割り振るのが一般的な流れです。

新聞折込のよいところ

  • 配布日を指定しやすく、セールやイベントの日程に合わせやすい
  • 新聞と一緒に届くため、朝の落ち着いた時間に読まれやすい
  • 一度にまとまった部数を届けられる
  • 新聞を長く購読している、地域に根ざした世帯に届きやすい

新聞折込の注意点

  • 新聞を購読していない世帯には届かない
  • 読者は高齢層が中心になる傾向があり、若い世代には届きにくい
  • 配布エリアは販売店の担当区域単位になり、細かく絞りにくい
  • 同じ日に多くのチラシがはさまるため、埋もれやすい
  • 受け付けるサイズや紙の厚さ、搬入の締切が決まっている

新聞折込の部数の決め方

新聞折込の部数は、配りたい地域の販売店ごとに決めます。折込会社には地域ごとの部数の資料があることが多く、町名や学区などの希望を伝えると、どの販売店に何部入れるかを提案してもらえます。ただし、販売店の担当区域は町の境目と一致しないこともあります。狙いたいエリアと実際に届く範囲にずれがないか、確認しておきましょう。

とくにサイズと締切は、依頼先や地域によって決まりが違います。デザインを始める前に、折込を依頼する会社に確認しておくと、あとで作り直す手間を防げます。

ポスティングの仕組みと特徴

ポスティングは、配布スタッフが住宅の郵便受けにチラシを1枚ずつ投函する方法です。自分で配ることもできますが、まとまった部数ならポスティング業者に依頼するのが一般的です。

ポスティングのよいところ

  • 新聞を取っていない世帯にも届けられる
  • 町名や番地単位など、配るエリアを細かく選びやすい
  • 戸建てだけ、集合住宅だけといった指定ができる場合がある
  • 少ない部数から試しやすい

ポスティングの注意点

  • 配布に数日から1週間程度かかることがあり、日付をそろえにくい
  • チラシの投函を断っている建物には配れない
  • 配布の質は業者によって差があるため、業者選びが大切
  • 他社のチラシと一緒に配る「併配」の場合、埋もれることがある

ポスティング業者を選ぶときの確認点

  • 配布エリアと部数、配布にかかる期間をどう決めるか
  • 単独配布か、他社のチラシと一緒に配る併配か
  • 配布が終わったことをどう報告してくれるか
  • 投函お断りの建物への対応ルールがあるか

ポスティングの反響率や部数の考え方は、ポスティングチラシの反響率はどのくらい?で詳しく解説しています。

新聞折込とポスティングの比較表

2つの方法の違いを表にまとめました。どちらを選ぶか迷ったときの目安にしてください。

新聞折込●新聞をとっている家に届く●広いエリアに一度に配れる●配布日を指定しやすいポスティング●新聞をとっていない家にも届く●戸建てだけなど選んで配れる●エリアを細かく決めやすい
図:新聞折込とポスティングの違い
反響堂の制作事例 画像をクリックすると制作実績の一覧を見られます。
比べるポイント新聞折込ポスティング
届く相手新聞の購読世帯。高齢層が中心になる傾向新聞の有無に関係なく、郵便受けのある世帯
配布日の指定指定しやすい数日から1週間程度の幅が出やすい
エリアの絞り込み販売店の区域単位町名や番地単位など細かく選びやすい
建物の種類の指定基本的にできないできる場合がある
サイズの自由度受け付けるサイズに決まりがある比較的自由
費用地域や部数、サイズで変わる地域や部数、配布条件で変わる

費用はどちらも地域や条件によって差が大きく、一概にどちらが安いとは言えません。配りたいエリアと部数を決めたうえで、折込会社とポスティング業者の両方に見積もりを取り、同じ条件で比べるのが確実です。

業種別の向き・不向き

業種ごとに、一般的に向きやすい配布方法をまとめました。あくまで傾向なので、実際には自分のお客様の年代や住んでいる地域に合わせて判断してください。

業種向きやすい方法理由
介護・福祉サービス新聞折込高齢の本人や、その家族に届きやすい
リフォーム・住宅設備新聞折込+戸建てへのポスティング持ち家の世帯、とくに築年数のたった戸建てに届けたい
学習塾・習いごとポスティング子育て世帯は新聞を取っていないことも多く、学区で絞りたい
飲食店・美容室ポスティング中心お店の近くに集中して届けたい
整体院・クリニック両方来てほしい年代によって使い分ける
不動産両方売却相談は高齢層、住み替えは若い世帯など目的で変わる
地域のイベント新聞折込開催日の直前に、日付をそろえて届けたい

「うちのお客様は誰か」から考える

表はあくまで一般的な傾向です。たとえば同じ整体院でも、ひざや腰の痛みに悩むシニア層を集めたいなら新聞折込、産後の体の不調に悩む若い世代を集めたいならポスティングが合う、というように、狙うお客様によって答えは変わります。今来ているお客様の年代や住まいを振り返ると、どちらに力を入れるべきかが見えてきます。

併用するときの使い分けのコツ

予算に余裕があれば、2つの方法を組み合わせるのもひとつの手です。併用するときは、次のような使い分けが考えられます。

  1. 新聞折込で広い範囲に配布日をそろえて届け、ポスティングでお店の近くに重ねて届ける
  2. 新聞折込で高齢層に、ポスティングで子育て世帯の多い集合住宅に届ける
  3. オープンやセールの直前は新聞折込、ふだんの集客はポスティングで続ける
  4. それぞれに別のクーポン記号をつけ、どちらから反響があったかを比べる

4つ目の「反響を分けて測る」ことは、とくに大切です。どちらの方法が自分のお店に合っているかは、実際に数字を比べてみないと分かりません。最初は少なめの部数で両方を試し、結果を見ながら配分を変えていくと、無駄が少なくなります。

比べるときに見るポイント

反響を比べるときは、件数だけでなく、1件あたりの獲得費用も見ましょう。デザイン・印刷・配布を合わせた総費用を反響件数で割ると、1件の問い合わせや来店を得るのにいくらかかったかが分かります。配布方法ごとにこの数字を出しておくと、次回の予算の配分が決めやすくなります。あわせて、来てくれたお客様の年代や住まいも記録しておくと、どちらの方法がどんな人に届いたかが見えてきます。

チェックリスト

配布方法を決める前の確認

  • 今のお客様の年代と住まいを書き出した
  • 届けたい町名や学区を地図で決めた
  • 配布日をそろえる必要があるか決めた
  • 依頼先のサイズと紙の厚さの規定を確かめた
  • 搬入や納品の締切から制作日程を逆算した
  • 配布方法ごとにクーポンの記号を分けた

配布方法に合わせたデザインの注意点

同じ内容でも、配り方によって読まれ方が変わります。デザインを作るときは、配布方法に合わせた工夫を取り入れましょう。

新聞折込は「重なった状態」で目立つか

新聞折込では、何枚ものチラシが重なって届きます。読者は束をめくりながら、気になるものだけを抜き出します。表面の上半分だけでも、何のチラシか、誰向けかが分かるように作ることが大切です。高齢の読者が多いことを考え、文字は大きめにし、詰め込みすぎないようにします。サイズはB4やB3がよく使われますが、依頼先の規定を確認してください。

ポスティングは「郵便受けから出した瞬間」で勝負する

ポスティングのチラシは、郵便受けから取り出したときに、ほかの郵便物と一緒に一瞬で仕分けられます。取り出した瞬間に見える面に、いちばん伝えたい一言と特典を置きましょう。A4サイズは郵便受けに入れやすく、扱いやすい大きさです。

新聞折込は、依頼先によって受け付けるサイズや紙の厚さ、搬入の締切が決まっています。ポスティングも、業者によって扱えるサイズや厚さに条件があることがあります。デザインを始める前に、配布を依頼する先の条件を確認しておきましょう。

サイズの選び方はチラシのサイズはどれを選ぶ?でも詳しく紹介しています。

反響堂でお手伝いできること

反響堂では、新聞折込用・ポスティング用どちらのチラシも、配布方法に合わせたデザインでお作りしています。デザイナー歴22年の個人デザイナーが直接担当し、デザイン料は税抜でB4片面20,000円、A4片面15,000円などのサイズごとの定額です。修正は同じ企画の範囲なら回数無制限です。なお、折込やポスティングの手配は行っていないため、配布は折込会社や地域の業者にご依頼ください。新聞折込向けの作り方は新聞折込チラシ制作のページで紹介しています。

反響堂の料金で見る実例

反響堂の料金で計算すると

B4片面チラシ・3,000部

デザイン
20,000円
印刷・送料
35,000円
合計(税抜)
55,000円税込 60,500円

B4片面チラシ・5,000部

デザイン
20,000円
印刷・送料
56,000円
合計(税抜)
76,000円税込 83,600円

A4片面チラシ・3,000部

デザイン
15,000円
印刷・送料
11,900円
合計(税抜)
26,900円税込 29,590円

A4片面チラシ・5,000部

デザイン
15,000円
印刷・送料
18,800円
合計(税抜)
33,800円税込 37,180円

新聞折込でよく使われるB4と、郵便受けに入れやすいA4で比べた例です。部数が増えるほど1枚あたりの印刷代は下がります。配布の費用は含まれていないので、折込会社やポスティング業者の見積もりと合わせて、総額で比べてください。

税抜価格(お支払いは消費税10%を加えた金額)。印刷はコート90kg(冊子は表紙・本文ともコート90kg)・最短1営業日発送・全国1か所まで送料込みの目安で、印刷会社の価格改定により変わることがあります。修正は同じ企画の範囲なら回数無制限で、追加料金はかかりません。ほかの条件は料金シミュレーターで試算できます。

よくある質問

新聞折込とポスティングは、どちらのほうが反響がありますか?

どちらが上とは一概に言えません。新聞折込は購読世帯に届き、高齢層が中心になる傾向があります。ポスティングは新聞の有無に関係なく届き、エリアを細かく絞れます。届けたい相手に合わせて選び、可能であれば反響を分けて測って比べるのがおすすめです。

新聞折込に向いているのはどんな業種ですか?

一般に、介護・福祉サービス、リフォーム、シニア向けの商品やサービス、地域のイベントなど、高齢層やその家族に届けたい業種や、配布日をそろえたい告知と相性がよいと言われています。

新聞折込とポスティングを併用してもよいですか?

はい、併用も有効です。たとえば新聞折込で広い範囲に届け、ポスティングでお店の近くや子育て世帯の多いエリアに重ねて届ける方法があります。それぞれに別のクーポン記号をつけると、どちらから反響があったかを比べられます。

新聞折込のチラシ制作・料金例・実績を見る →

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