1. ホーム
  2. コラム
  3. DMの反応率の平均はどのくらい?計算方法と反応率を上げる7つのコツ
配布・集客

DMの反応率の平均はどのくらい?計算方法と反応率を上げる7つのコツ

公開日 |反響堂 代表デザイナー(歴22年)

はがきや封書のDM(ダイレクトメール)を送ったものの、「この反応は良いのか悪いのか分からない」と感じている方は多いのではないでしょうか。DMの反応率は、送る相手との関係や内容によって大きく変わります。この記事では、DMの反応率の考え方と計算方法、平均的な目安、反応率を上げる7つのコツ、効果測定の仕組みの作り方まで、はじめてDMを送る方にも分かるように解説します。

結論:DMの反応率は「送る相手との関係」で大きく変わる

DMの反応率は、何件送って何件の反応があったかを表す数字です。この数字は、送る相手が「すでに利用したことのあるお客様」なのか、「まだ接点のない新しい相手」なのかで、大きく変わります。

一般に、既存のお客様に送るDMは反応率が高く、新規の相手に送るDMは低くなる傾向があります。そのため、他社の数字や「平均◯%」という情報と単純に比べるより、自分のDMの目的と相手に合わせた目安を持ち、前回の結果と比べて改善していくことが大切です。

DMの反応率を考えるときのポイント

  • 既存客向けと新規向けは、別々に目安を持つ
  • 反応率だけでなく、1件あたりの費用(CPA)もあわせて見る
  • 他社の数字より、自分の前回の結果と比べる
  • 効果を測る仕組みは、DMを作る段階で入れておく

DMの反応率・開封率・CPAの意味と計算方法

DMの効果を正しく知るには、いくつかの指標を使い分ける必要があります。代表的なものを整理しました。

指標意味計算方法
反応率(反響率)送った数に対して、問い合わせや来店などの反応があった割合反応数 ÷ 発送数 × 100
開封率届いたDMのうち、開封された(中身を見られた)割合開封数 ÷ 到達数 × 100
CPA(1件あたりの獲得費用)反応1件を得るのにかかった費用DMにかかった総費用 ÷ 反応数
費用対効果かけた費用に対して、どれだけの売上や利益があったかDM経由の売上(利益) ÷ DMにかかった総費用

たとえば、1,000通のDMを送って15件の来店があった場合、反応率は1.5%です。デザイン・印刷・郵送などで合計15万円かかったなら、CPAは1万円になります。来店1件あたりの売上が平均2万円なら、DMの費用に対して売上は2倍、という計算です(数字は説明のための例です)。

なお、郵便で送るDMの開封率は、メールのように自動で計測することはできません。封書の場合は正確な数字を出すのが難しいため、実務では反応率とCPAを中心に効果を判断するのが一般的です。はがきは開封の手間がなく、届いた時点で文面が目に入りやすいという特徴があります。

DMの反応率の平均:既存客向けと新規向けで目安が違う理由

DMの反応率の平均について、よく言われる目安は次のようなものです。ただし、業種や商品の価格、内容によって幅が大きいため、あくまで参考として考えてください。

送る相手反応率の目安(一般に言われる範囲)主な内容
既存のお客様数%程度、内容によってはそれ以上来店のお礼、誕生日の特典、定期点検やメンテナンスのお知らせ
しばらく来ていないお客様既存客よりやや低め再来店のきっかけづくり、近況のお知らせ
新規の相手1%に満たないことが多いサービスの紹介、開業や新商品の案内

既存のお客様の反応率が高い理由は、送り主のことをすでに知っていて、信頼関係があるからです。自分宛てに名前入りで届くDMは、知っているお店からであれば目を通してもらいやすく、内容が自分に関係あるものなら行動にもつながりやすくなります。

一方、新規の相手は送り主を知らないため、まず「これは何か」「自分に関係があるか」を判断するところから始まります。関心を持ってもらうまでのハードルが高く、反応率は低くなりがちです。新規向けのDMは、1回で結果を求めるより、継続して知ってもらう手段のひとつと考えるほうが現実的です。

DMの反応率を上げる7つのコツ

DMの効果を高めるために、すぐに見直せる7つのポイントを紹介します。

1. 送る相手を絞り込む

全員に同じDMを送るより、「最終来店から半年以上たったお客様」「この商品を買ったことがあるお客様」のように相手を絞るほうが、内容を相手に合わせやすく、反応も得やすくなります。送る数が減れば、費用も抑えられます。

2. ひと目で「自分宛て」と分かるようにする

宛名だけでなく、文面にも「◯◯様へ」「前回ご利用いただいた◯◯について」のように、その人に向けたメッセージを入れると、読んでもらえる可能性が高まります。

3. 一番伝えたいことを1つに絞る

DMに伝えたいことを詰め込みすぎると、何をしてほしいのかがぼやけてしまいます。「今月中に予約すると◯◯」のように、主役の情報を1つに決めて大きく見せましょう。

4. 期限を入れる

「いつでも使えます」より「◯月◯日まで」のほうが、行動のきっかけになります。期限が短すぎると使いにくく、長すぎると後回しにされるため、1か月前後を目安にするとよいでしょう。

5. 反応の方法を分かりやすくする

電話番号、予約方法、持ってくるもの(「このはがきをご持参ください」など)を、はっきりと書きます。QRコードでウェブ予約に案内するのも、若い世代には効果的です。

6. 形状やデザインで目に留まる工夫をする

他の郵便物に埋もれないよう、はがきの表面に写真や短いキャッチコピーを大きく入れる、圧着はがきや封書など形状を変えるといった工夫も考えられます。DMのデザインのポイントはDMの作り方で詳しく紹介しています。

7. 手書きのひと言を添える

すべてを手書きにするのは大変ですが、印刷したDMにスタッフの手書きのひと言を添えるだけでも、温かみが伝わり、読んでもらえるきっかけになります。既存のお客様向けのDMで特に効果的です。

DMを送る時期とタイミング

DMは、内容と同じくらい送る時期が大切です。お客様が「ちょうど考えていた」ときに届くと、反応につながりやすくなります。

  • お客様ごとのタイミング:誕生日、前回の来店や購入から一定期間がたったころ、定期点検や買い替えの時期など
  • 季節のタイミング:年末年始、新生活の時期、夏や冬のボーナスの時期、季節の変わり目など
  • 届く日:特典の期限までに余裕を持って届くよう、郵送にかかる日数を見込んで発送する

郵便は、差し出す方法や地域によって届くまでの日数が変わります。特典の期限やイベントの日程が決まっている場合は、届くまでの日数に余裕を持って発送しましょう。

送る頻度も考えておきたいポイントです。1回だけで大きな反応を期待するより、季節ごとなど一定の間隔で送り続けるほうが、お店や会社のことを思い出してもらいやすくなります。一方で、あまりに頻繁に送ると、読まれずに捨てられたり、負担に感じられたりすることもあります。反応の記録を見ながら、相手にとって負担にならない間隔を探っていきましょう。また、DMを送らないでほしいという申し出があった場合は、次回から送り先リストから外すなど、丁寧に対応することも信頼につながります。

DMの効果測定の仕組みを最初から入れる方法

DMの効果測定でよくある失敗は、送った後で「どれくらい反応があったか分からない」となることです。効果を測る仕組みは、DMを作る段階で組み込んでおきましょう。

  1. 反応の数え方を決める:来店、予約、問い合わせなど、何を「反応」とするかを決める
  2. DMと分かる仕掛けを入れる:「このはがきをご持参ください」「予約時に『DMを見た』とお伝えください」などの一文や、DM専用のクーポン番号を入れる
  3. 複数のパターンを比べる場合は印を変える:デザインや特典を2種類に分けるなら、クーポン番号やQRコードの行き先を変えて区別する
  4. 記録する:反応があったら、日付と内容をノートや表計算ソフトに記録する
  5. 期限後に集計する:反応率、CPA、売上を計算し、次回のDMに生かす

効果測定の考え方はチラシでも同じです。詳しくはチラシの効果測定の方法もご覧ください。

DMの反応が悪いときの見直し順

DMの反応が思わしくないときは、次の順番で見直すと、原因を見つけやすくなります。

  1. 送り先リスト:住所が古くなっていないか、送る相手はDMの内容に合っているか
  2. 特典・オファー:相手にとって魅力のある内容か、条件が複雑すぎないか
  3. 送る時期:相手が必要としている時期に届いているか、期限に余裕はあるか
  4. デザインと文章:ひと目で何のDMか分かるか、伝えたいことが1つに絞れているか
  5. 反応の方法:連絡先や予約方法が分かりやすいか

デザインを変えることに目が向きがちですが、反応率への影響が大きいのは、多くの場合「誰に送るか」と「何を提案するか」です。まずはリストと特典から見直し、一度に変えるのは1〜2か所にとどめると、何が効いたのかが分かりやすくなります。

反響堂に頼む場合の目安

反響堂では、DMはがきやDM用チラシのデザインをお受けしています。はがき片面のデザイン料は税込8,000円からの定額で、修正は同じ企画の範囲なら無制限です。なお、DMの発送代行は行っていないため、発送はお客様ご自身か発送サービスをご利用ください。DMの内容や効果測定の入れ方についても、LINEやメールでお気軽にご相談いただけます。DMのデザインについてはDM制作のご案内をご覧ください。費用の目安は料金シミュレーターで確認できます。

よくある質問

DMの反応率の平均はどのくらいですか?

送る相手によって大きく異なります。一般に、既存のお客様向けのDMは数%程度、新規の相手に送るDMは1%に満たないことが多いと言われます。業種や内容でも変わるため、自分の前回の結果と比べて改善していくことが大切です。

DMの反応率はどうやって計算しますか?

反応数を発送数で割り、100をかけて計算します。たとえば1,000通送って15件の反応があれば1.5%です。あわせて、総費用を反応数で割った1件あたりの獲得費用(CPA)も確認すると、費用対効果が分かります。

DMの効果測定は何から始めればいいですか?

まず何を反応とするか(来店、予約、問い合わせなど)を決め、DMに「このはがきをご持参ください」などの一文やクーポン番号を入れて、DMからの反応だと分かるようにしましょう。反応があったら記録し、期限後に集計します。

DM・はがきのチラシ制作・料金例・実績を見る →

チラシづくり、プロに任せてみませんか?

反響堂なら、A4片面15,000円(税込)・修正無制限・初稿最短3営業日。印刷込みの総額もすぐ分かります。

あわせて読みたい

「配布・集客」の他の記事

まずは、作りたいものを
気軽に送ってください。

「こんなチラシを作りたい」とメモや写真を送るだけでOK。原稿がなくても大丈夫です。お見積りとご相談は無料、無理な営業は一切しません。

LINEで無料相談料金を試算